1950-12-05 第9回国会 参議院 法務委員会 第4号
そういたしますることによつて、國民の不安の一部は除かれましようし、又同時に國論の統一をもできることではなかろうかと私は思います。この点に対しまして、総裁として如何なるお考えを持たれるか。
そういたしますることによつて、國民の不安の一部は除かれましようし、又同時に國論の統一をもできることではなかろうかと私は思います。この点に対しまして、総裁として如何なるお考えを持たれるか。
そうしてフアツシヨ・イタリーだとか、ナチスのドイツだとか、それを礼讃して何事もこれに從えばよいと、こういうようなところに國論を引つ張つて行きました。こういうような状態は誠に危險な状態であつたのであります。今日はつきりしておる。今日の状況から過去を見ますというと、誠に痛ましい教訓がここにあります。外務省のなすべきことは、單なる外交官が他國の外交官と一緒になつて取引するという單純なものではありません。
○東(俊)政府委員 ただいま最初のスポーツ、三S亡國論から申し上げます。これにつきましては、われわれはまつたく同じように関心を持つております。奨励いたします一方、それがほんとうにスポーツの効果をあげますために耽溺に陥らないように、また運営の仕方が正しく行われますように、われわれは始終注意をいたしております。
また製鋼業等においても、日本独特の製鋼ができるというようなわけであつて、外資を導入することによつて、日本の生産力、あるいは日本の工業力が発達はしても、外國のために吸収せられる、そのために亡國論というようなことは、これは昔の話で、あるいはエジプトその他においてはそういうことがあつたかもしれませんが、わが民族の將來においては、かくのごときことは杞憂ではないか。
しかもこの点については、ドツジ方面において日本の実情を知らない点が多々あるのであつて、一吏僚が交渉することでなしに、日本の國論をもつてやらなければならぬ点が多々あるのに対しまして、はなはだ私は官僚的な態度であると考えておるのであります。こういう点について深甚なる不満の意を表します。しかしながら追加予算は緊急を要するものでもあり、給料の関係でもありますので、賛成をいたしたいと考えます。
(拍手) 吉田首相が、公党たるものは一時の党利党略を去つて、國論の命ずるがままに総選挙を行い、正しい民主政治を確立すべきであると言われたことは、大いに賛成であります。しかし、今解散すれば有利である、年内でなければ不利である、遅くなれば遅くなるほど不利であるという解散論を称して、党利党略の解散論というのであります。
官吏亡國論が盛んに唱えられるのも、むりからぬ次第と存じます。
(拍手)公党たるものは、よろしく國民の命ずる、國論の命ずるがままに総選挙に当り、正しい民主政治を確立すべきものであると考えるのであります。(拍手) 第二には、わが國復興再建でありまするが、わが國唯一の経済資源は生産的労働力であります。
次にお尋ねしておきたい点は、同時にまたこれはわれわれとしても希望をいたす点でありますが、御承知の通り、ある政党が貿易亡國論というようなことを盛んにとなえ、ひいては日本の現在の貿易はむしろ日本が植民地化、あるいは半植民地化を希望しておるというようなことを一般的に宣傳しておるのでありますが、これらのことはわれわれから考えるならば、非常に書あつて益なしと考えるのであります。
○大屋國務大臣 ただいまの御質問の、ある政党が貿易亡國論をとなえておるというような、もし事実がありといたしますならば、これはとんでもない間違いでございまして、現在の日本の実情から申しまして、この貿易を振興するというのが、経済日本の再建の最も有力なる手段であるということは、嚴として間違いのない事実でございますので、私はいやが上にもこの貿易を振興するように、あらゆる点におきましてこれから努力をし、欠陷がございますならば
この修正案の骨子は、政府原案が旅客運賃におきまして、現行の大体三・五倍の引上げでありましたのに対して、恐らくは政府は國論に顧みて、或いは又政党の修正によりまして、この倍率を下げて、大体二・五五倍にすることになつたのであります。修正案については、七月三日の委員会において、政府より修正の各事項について説明があり、又これに対して委員からの質問がありました。
これによりまして、共産党の諸君が宣傳いたしておりますような、誤れる貿易亡國論は影を絶ち、思想上にも、亦國家財政上にも、明朗なる影響を來すものと信ずる者であります。 ここで、加藤労働大臣にお伺いいたしたい点がございますが、海外貿易が進むにつれまして、我が國の賃金ベースは、海外諸國に比べて、どんな立場に置かれておりますか。
かるが故に私は、ここに本然たる姿に、政党員も釈然として、大乗的な見地において行動を共にすることが、現在における少くも國論に合した点ではあるまいか、かように考えるから、敢えて首相の御心境をお聴きするわけであります。
從つて今日一新聞に、輿論を反映するという統計が出されたとしても、それのみで以てはまだ議会を解散するというようなことの確実な根拠になるとは私は考えないが、國論が次第に議会解散を要望するということが明らかになりますれば、むろん進んで議会の決議により、もしくは内閣の措置によつて議会を適当のときに解散することが、民主政治の運用の上に当然のことと思います。さよう御了承願います。
この二百十六をもつて、なおこれが天下の輿論われに帰せり、國論が一致しておる、そうして國会が指名をいたしたのであるから、これで政治はとれると仰せになるのであるか。これでは少々おさびしい感じがあるであろうと思う。 このおさびしい感じは、どういうところでとりもどしができますか。おそらくはできますまい。
國論の大勢と一致しない場合があつたならばどうであるか。それがもととなつて現われて來たところの総理大臣の指名は、これは眞の指名ではない。眞の指名でないということは、裏から見れば虚偽の指名ということに相なるのであります。(拍手)虚偽の指名によつて現われてきたところの総理大臣が内閣を組織する。これまたその内閣は、眞の内閣ではなくして虚偽の内閣とならざるを得ない。
そこで、連立内閣の本旨に則り、與党三派の政策を檢討してこれを参照すると同時に、政府独自の政策を決定し、この政策をひつさげて國会に臨み、國会がこれに賛成すればよし、もし反対をすることがあつたならば、断然衆議院を解散して國論に訴え、その結果によつて進退を決する、これよりほかに途はないのであつて、その方法はきわめて簡單明瞭、少しも左顧右眄する必要はない。
これは國論の大勢でありまして、民主党が引受くべきものであるという意見は現われたことがない。これを言論機関の論調に見る。またこれを輿論調査の結果に考える。またこれを街頭における民衆の声に聽く。國論はすでに定まつておる。今日ほど國論が一致したことはない。 あるいは言うかもしれない。
行政整理は、今日國論の要求でありますから、政府はどうしてもこれをやるつもりであります。御承知のごとく、行政整理には二つの方面がありまして、一つは人員の整理であります。また一つは行政機構の改革であります。この人員整理の方は割合に簡單であります。実行することになりますと、大分むずかしいことも起こりますが、やろうと思えば、やれないこともありません。
それで國論が石炭國管に對してはまだきまつてない。いわゆる體制がきまつてないというふうに考えるのであります。大臣は、國會がきめたことに對しては國民としては協力すべきである。そうして必ず協力すべきことを信ずるというふうな御答辯があつたと思うのであります。
これらの關係から行きましても、國論を興すことは差支えないというので、私は北海道においてできるだけ國民の輿論を起すということを盛んに言つてるわけでありまして、御承知の通り請願が出るについても、いわゆる輿論に基いて請願と考えるのであります。それから又根室方面におきましては、三囘までもマッカーサー元帥に直接陳情いたしております。
更に未だ帰らざる肉親を待つ留守家族に推されて本院の議席を汚し、又幾たびか引揚促進を切願する留守家族の息詰まるような大会に参列いたし、又あの子供を背負つたおかみさん達と共に、幾たびか街頭を練つて、歎願行進に参加した私として、今日ポツダム宣言受諾滿二年の意義ある記念すべきこの日に、衆参両院日を同じうしてかかる決議案の上程され、か弱き留守家族の血の叫びは、ここに遂に國論として取上げられるという感謝すべき事態
また思想傾向から考えましても六・三國論をすでに唱えておる者がございます。かような實情から考まして、單なるいままでの型にはまつた教育といつたようなものから見たような観點から律すべき問題ではなくして、國政の根幹に立つてこの問題は解決すべきものであるという意見を私はもつております。